2022.9.14

今日のランチはグナグナカレーさんだったのですが、並びすぎて軽く熱中症になりました。駅から遠いのもあってなんだか疲れた一日でした…。寝不足がいけないんですね。今日こそは早く寝るぞという毎日を積み重ねています。加賀まりこ山本リンダの本を購入。私の読書ジャンルって何なんでしょうか。ジャンル:女の人生? 

Twitter椎名林檎の関ジャム特集のインタビューがバズっていて、もちろん知っているものだったけれど良いなあと思いました。

あのインタビューの良いところは、関ジャムという曲を解剖する番組で精神性やら子宮で曲を描くやらを説いて、そして男性を否定したこと!理論に偏って解体してわかった気になるな!!と思いながら番組を見ていた自分としては林檎さんのインタビューにはとてもスカッとしたのでした。解体して初めて良さがわかる人間なんて最初から見なければいいと思ってしまうのは選民思想というか、自分の良くないところだなとは思います。

 

自分の境遇には概ね満足している、女としての楽しみを謳歌したい、時には男女不均衡さえも楽しんでいる自分がいる、セックスの解放は別にしたくない、抑圧されていたわけじゃない、ポルノも含めた色々な表現を楽しみたい、と感じたことのある女性が、だから自分はフェミニストに含まれない、と認識してしまう社会は勿体ない気がします。そう思うことを反省するのではなく、抱えたままアクセスできるのが、広い絨毯のように色々な糸が織り込まれているのがフェミニズムの魅力だとも思います。 自分が日常を生き抜く際に、何かしら 感 じる不自由が、必ずしも男性による女性差別のせいだ、と思えなくても、実はフェミニズムの中にある思想が救ってくれることがある。

上野千鶴子鈴木涼美『限界から始まる』

 

楽しい非日常を生きている時、特に問題を感じない時に思想が必要ないのはある意味当たり前かなと思うのですが、そういうお祭り騒ぎの後にも人生は続くし、 お祭りとお祭りの間に苦しい日常が挟まることもあります。 性の二重基準を設定する 男の 女 性差別的な思想にかつて加担した身体を抱えて生きてはいるけれど 、その選択 をした時の私の自由と、フェミニズムが矛盾するわけじゃないと思うようになってずいぶん気が楽になりました。
上野千鶴子鈴木涼美『限界から始まる』

女性性を楽しむことと、フェミニズムは矛盾しないということ……。とても希望だなと思いました。ちゃんとわかりたい。

 

自分を見失うお祭りはもう人生になくていいかなと思っている今日この頃です。クラブのお誘いを断りました。(行きたかった…)